撮影者:S Yudkov[2014]
本日1月11日は、ムルマンスク市で初日の出が拝める日です。日照時間は僅か、42分。
日出 12:35 日入 13:17
でもこれから夏に向けて、日照時間が増えていきますので、誠にありがたい。
寒い時期。
ムルマンスク州を含む極域では、日本では見ることができない自然現象に時々出会えます。
遅い初日の出、オーロラ・・・だけじゃないですよ。
真珠母雲(しんじゅぼうん)
撮影日:2016.12.30
撮影者:L Trifonova
撮影場所:Severomorsk, Murmanskaya Oblast
まるでアコヤガイの内側を見ているようで、美しい現象です。筆者も2008年冬にも見かけた記憶が。確か4時間ぐらい出っ放しでした。
極成層雲は雲粒の大きさが均一なので、透明ガラスのような役割を果たし、更に雲粒が粒状であるため、写真レンズのような役割も果たし、このように色が並んだ模様を見ることができます。物理の授業で見たニュートンリングと同じ仕組です。
でも近年、この雲の表層はオゾン分子を破壊する化学反応を起こす格好の場所を提供し、極地にオゾンホールを発生させる可能性があると考えられているそうで、オゾン減少の仕組みを調べる上での重要な研究対象にもなっているらしいです。
出展元:
https://ja.wikipedia.org/wiki/真珠母雲
http://tocana.jp/2016/02/post_8912_entry.html
光 柱(こうちゅう)
撮影日:2016.12.14
撮影者:Y Yaschenko
撮影場所:Apatity, Murmanskaya Oblast
雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のために地面に対してほぼ水平に浮かびます。そしてこの板状氷晶の表面に町明かりの光が反射し、光柱として見えるそうです。仕組は以下図をご覧ください。
出展元:
https://ja.wikipedia.org/wiki/太陽柱
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1611/25/news127.html
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